大手社名とGoogleに間違われ自社名の検索でサイトが表示されていなかったホームページを内部SEOと外部対策の見直しで認識させた事例

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埼玉県のインフラ業関連の社長様から、自社ホームページのご相談をいただきました。

弊社名は「(仮名)刊電工(カンデンコウ)」と言う。

他の企業に「関電工(カンデンコウ)」が存在しており、googleで自社名での指名検索である「刊電工」と入力しても、「関電工」に検索キーワードが書き換えられて検索結果が返される。

そのため自社のHPにはたどり着けない。

早急に解決したいが、大手である「関電工」の知名度があまりにも強すぎて、どうすればいいのか分からない。

お力をお借りしたい。

事例概要は以下の通りです。

ご相談時点で、すでに2ヶ月もの間、検索ワードがGoogleによって書き換えられ続けていた事業者様です。

また、自社ホームページも短期間で一度作り直されており、ドメイン名が異なる2つのサイトがインターネット上に存在していました。

今回のGoogleの検索キーワード書き換え問題は、「もしかして」機能によって発生します。

ユーザーの誤入力を正しいと思われるキーワードを表示する便利な役割もありますが、今回のように「読みが同じだが漢字が異なる」という場合、「元のキーワード」という箇所をクリックする必要があり、検索ユーザーとしては正しい検索キーワードであるにも関わらず、目的のページにたどり着きづらい、という余分な手間も発生します。

せっかく作ったホームページがあるのに、自社に興味を持ってくれたユーザーをうまく誘導できないため、早急に立て直しをする必要がありました。

目次

SEOコンサルティング結果

結果として、2ヶ月以上キーワードの書き換えが起こっていた問題はサポートから約1ヶ月半で解消しました。

自社名での指名検索であるため、解消後は安定の1位となっています。

以下の画像をご覧ください。

弊社順位計測ツールキャプチャ 順位:100は圏外を示す

コンサルティングのポイント

Googleのキーワード認識

まず前提として、「もしかして」機能はキーワードごとにGoogle側で判断しているため、本来私達にできることはありません。

とは言うものの、解決に向けて最善を尽くすことがコンサルタントならではの仕事であり腕のみせどころです。まず、ユーザー画面からの調査を実施しました。

書き換えが起こるということは、該当キーワードが「誤入力」であると認識されているという前提が成り立ちます。

つまり、そのキーワードの認知度に問題があると仮設を立てました。

結果としては思惑通り、検索結果においても該当キーワードにヒットするURLが数十〜数百と極端に少ない状態だったため、サイト内部や外部からもGoogleによるキーワード認識強化の対策を実施しました。

重複サイトの最適化

短期間にサイトを作り直していたため、全く同じサイトが2つ存在している状態でした。

この状況もGoogleのキーワード認識の妨げになる可能性があるため、サーチコンソール側とサイト内部の両面からサイトの正規化処理を実施しまました。

担当コンサルタントより

終始「Google側で指名検索が認知されることが重要です」とお客様へはお伝えしていましたが、「いつ認知されるか?」という点に関しては、正直なところ私たちSEOコンサルタントでもコントロール不可の領域であり、明確にお約束できなかった点は、お客様も大変不安であったことと思います。

そんな中、施策のご提案に関してもスピーディに対応いただき実行に移していただいた点も、1ヶ月半で問題を解消できたポイントであることは間違いありません。

ひとつひとつの施策を実施いくたびに、検索結果画面上の反応の好転チェック。それらの手応えを信じ施策をこなしていくという、弊社として大変やりがいのあるSEO対策事例となりました。

著者情報

ホームページの制作からSEO対策・広告代理など運用に係るサポートまで、 お客様の集客・販促・売上アップを支援する株式会社ウェブコスです。

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