サイトリニューアルによって悪化したSEOコンディションを内部構造の見直しでV字回復させた事例

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東京都の賃貸不動産業者の社長様から、自社ホームページのご相談をいただきました。

長い時間をかけてやっとサイトをリニューアルしたが、繁忙期を前に順位とアクセスが下がり問い合わせが来なくなった。

反響が来ないと困る。問題点を教えてほしい。

事例概要は以下の通りです。

もともと自社ホームページで一定数の検索エンジンからのトラフィックもあり、反響を獲得できていた事業者様です。

これまでスマホ対応はしていたものの、PCとSPでURLが異なるタイプのサイト構成にしていました。

今回サイトのリニューアルでは、SPのURLを無くしレスポンシブデザインを採用したのもつかの間、どんどん各ページの順位が下がり、検索エンジンからの流入が激減しているという状況でした。

不動産業者、特に賃貸仲介では年明けが繁忙期シーズンです。このタイミングでの反響減は危機的状況、早急に立て直しをする必要がありました。

目次

コンサルティング結果

結果として、リニューアル前の3分の1にまで落ち込んだトラフィックはサポートから1ヶ月でV字回復しました。

以下の画像をご覧ください。

コンサルティングのポイント

影響を受けているページの調査

通常はお客様からグーグルアナリティクスやサーチコンソールを共有いただいてから調査に入るのですが、一刻も早く改善したほうが良い(悪化し続ける前に手を打ちたい)と判断し、ユーザー画面からの調査を実施しました。

賃貸不動産業においては、アクセスを集めるページというものは大方お決まりのようなもので、見るべきポイントは絞られます。

つまり、そのトラフィックの稼ぎ柱であるページに問題があると仮設を立てました。

結果としては思惑通り、サイト広範囲に渡るページ群において内部施策のミスが発生していました。

内部対策の最適化

リニューアル前はきちんと最適化がされていたものの、リニューアル後において主要なページのタイトルやディスクリプション、見出し設定、パンくず設定などが「Googleなどの検索エンジンに評価されにくい」状態となっていたため、これらをあるべき形への修正を進めました。

担当コンサルタントより

もともとホームページから反響が取れるほどのクオリティであったこともあり、社長様の順位チェックやアクセス数・反響数の減少という異変に一早く気づかれたことはさすがでした。

発見やご相談が遅れればさらに深刻な状態になっていた可能性もあります。

また、こちらを信頼していただいた点、改修のご提案に関してもスピーディに対応いただきホームページの改修を進めていただいた点も、1ヶ月という短期間でコンディションを回復できたポイントであることは間違いありません。

反響減による売上への影響と機会損失と弊社のコンサルティング費用の鑑みた場合に、しっかりと元を取っていただけたSEO事例となりました。

著者情報

ホームページの制作からSEO対策・広告代理など運用に係るサポートまで、 お客様の集客・販促・売上アップを支援する株式会社ウェブコスです。

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